『ダスクブラッド』眷属完全ガイド|契約方法・全種類の特徴・育成とPvP戦略を徹底解説

フロム・ソフトウェアがNintendo Switch 2向けに2026年発売を予定する完全新作『The Duskbloods』(ダスクブラッド)。宮崎英高氏がディレクターを務めるこのマルチプレイアクションは、最大8人の「血族」が「黄昏の戦い」に身を投じ、「美徳」を集めながら「始まりの血」を巡って争う、独特のPvPvE体験を提供する。

フィールドを駆け巡り、敵を倒してレベルを上げ、強敵や侵略者と対峙し、時には他プレイヤーと同盟を結び、時には裏切る――。そんな流動的な戦いの中で、プレイヤーの相棒として大きな存在感を放つのが「眷属」だ。

エルデンリングの「遺灰」や「霊体」を連想させるこのシステムは、単なる一時的な召喚ではなく、マッチ全体を通じて成長し、最終決戦まで同行する恒常的な仲間として設計されている。ネットワークテスト版で実際に触れられた情報を基に、眷属の全貌を詳しく見ていこう。

『ダスクブラッド』眷属完全ガイド|契約方法・全種類の特徴・育成とPvP戦略を徹底解説
『ダスクブラッド』眷属完全ガイド|契約方法・全種類の特徴・育成とPvP戦略を徹底解説

眷属とは何か――血族の相棒としての役割

眷属は、フィールドに点在する魔法陣を介して契約できる固有のNPCだ。契約すると、血族(プレイヤー)の傍らに常に寄り添い、戦闘や探索をサポートしてくれる。倒されても一定時間経過後に再召喚が可能で、召喚をオフにして温存することもできる。

最大の特徴は「成長」にある。プレイヤーと同様に経験値を得てレベルアップし、最大HPや攻撃力が上昇、新たな攻撃や能力を習得する。テスト版では最大レベル5程度まで成長する仕様が確認されており、後半になるほどその存在感が増していく。最終フェイズの三つ巴戦では、プレイヤー3人とそれぞれの眷属が入り乱れる状況も珍しくなく、実質的に最大6体が入り乱れるカオスな戦場になることもあったという。

同時に契約できるのは1体のみ。別の眷属と契約し直すと、それまで積み上げたレベルはリセットされてしまう。このため「どの眷属を育てるか」という選択が、マッチ全体の戦略に直結する。また、眷属はプレイヤー間で取り合いになる資源でもある。早く契約した者が有利になるため、序盤の動きが重要だ。

さらに、弱い敵を吸血で魅了して一時的に従わせる手段もあるが、これは眷属とは別のシステム。眷属はより強力で、キャラクター性を持った「相棒」として位置づけられている。名前やセリフ、背景を匂わせるドラマ性を持つ者もおり、単なる戦力以上の味わいを加えている。

契約方法と魔法陣の種類

眷属との契約は、フィールド各地に設置された魔法陣で行う。魔法陣の位置は上方に伸びる光の柱で比較的わかりやすいが、近づかないと正確な場所が把握しにくい場合もある。インタラクトするとランダムで眷属が出現し、契約が成立する。

魔法陣は大きく3種類に分かれており、それぞれ出現する眷属のグループが異なる。

  • 輪(わ)の魔法陣 バランス型やサポート寄りが多い傾向。
  • 刃(やいば)の魔法陣 攻撃的・攻撃支援寄りの眷属が出やすい。
  • 瞳(ひとみ)の魔法陣 クセの強い個性的な眷属が登場する。扱いが難しいとされる一方で、強力な性能を持つ者もいる。

魔法陣の上に描かれた紋章で種類を事前に確認できる。気に入らない眷属が出た場合は、同じ魔法陣を再度調べることで再抽選が可能だ。契約後も他の魔法陣にアクセスすれば、別の眷属へ切り替えられる(レベルはリセットされる点に注意)。

召喚・帰還はメニュー操作(Yボタン長押し+方向入力など)で行い、帰還中はゆっくりとHPが回復する。戦闘中に自動で行動し、近くの敵に反応する。死亡した場合は一定時間再召喚不可になるが、プレイヤーが死亡して復活した際には眷属も一緒に戻ってくるケースが多い。

小魔法陣やフィールド上の取得効果から、眷属専用の経験値を得ることもできる。敵を倒すだけでなく、探索を意識することで効率よく育てられる。

ネットワークテスト版で確認された眷属たち

テスト版では8体の眷属が確認されている。以下に、報告されている主な特徴をまとめる。製品版ではさらに追加・調整される可能性が高いが、基本的な方向性は大きく変わらないだろう。

輪の魔法陣から出現する眷属

歌う男 プロレスラーのような大柄な体躯を持ちながら、歌で味方を強化するバッファー。敵の行動を妨害する効果も持つとされる。見た目とのギャップが強く、戦場で存在感を発揮する。サポートを重視するプレイヤーに向く。

不死身のマーロウ 倒されても復活するトリッキーな性質を持つ。耐久力や再起力に優れ、前線で粘り強く戦える。予想外の粘りを見せるため、相手を撹乱する用途にも適している。

柊の姉妹、ニーア 剣士系の美女。近接戦闘を得意とし、華やかでありながら実戦的なサポートを提供する。見た目の印象と性能のバランスが良く、汎用性が高い。

刃の魔法陣から出現する眷属

モースの黒狼 森の主とも称される黒狼。レベルが上がると群れを成すようになり、数で押し切る戦法が取れる。素早い動きで敵を翻弄し、プレイヤーの手数を増やす。攻撃的な立ち回りを好む人に人気が出そうだ。

銃士ベアトリス ゴシックな雰囲気を纏った銃兵。遠距離からの援護射撃が得意で、プレイヤーが前線に出ている間に後方からサポートする。射程を活かした安全な立ち回りを可能にする。

魔術師アヴェスター 炎を操るような範囲攻撃を得意とする魔術師。強力なAoE(範囲攻撃)で敵の群れやプレイヤーをまとめて処理できる。フィールドのザコ処理や、強敵との戦いでも活躍する。

瞳の魔法陣から出現する眷属

ガーゴイル 範囲回復を得意とするヒーラー。戦闘中の継戦能力を大きく高めてくれる。派手さはないが、安定感は抜群。ソロ寄りのプレイや、長期戦を見据えた育成に向く。

暗君ヴァレンティウス 足に車輪が付いた巨漢。突進や範囲攻撃を繰り出す攻撃特化型。クセが強いが、その破壊力は試遊者からも高く評価された。強力な技を持つ一方で、扱いには慣れが必要とされる。

このほか、秘密組織の幼き剣士や虜囚の男など、名前や背景が匂わせられる眷属も存在する。それぞれに固有のセリフや行動パターンがあり、単なる戦力ではなく「個性のある相棒」として設計されている点が、フロム作品らしい味わいだ。

眷属の育成と成長のポイント

眷属のレベルアップは、プレイヤーが敵を倒したり探索したりすることで経験値が入り、一定値でレベルが上がる仕組みだ。レベルアップに伴い、最大HP・攻撃力の上昇に加え、新たな攻撃が解禁される。黒狼が群れを形成するようになるなど、レベルによって挙動自体が変化する例もある。

育成のコツは以下の通りだ。

  • 早期契約を優先する 眷属は限られた資源であり、他プレイヤーとの取り合いになる。序盤で光の柱を見つけ、できるだけ早く契約を結んでおく。
  • 経験値効率を意識する ザコ敵を積極的に倒しつつ、小魔法陣や取得効果も拾う。プレイヤー自身のレベル上げと並行して進めるのが理想。
  • プレイスタイルに合わせて選ぶ 前線で戦うなら攻撃型(黒狼、ヴァレンティウス、アヴェスター)、安定を求めるならサポート型(歌う男、ガーゴイル)、バランスを取るならニーアやベアトリスといった選択が考えられる。
  • 切り替えの判断を慎重に レベルをリセットしてでも別の眷属に乗り換える価値があるケースもあるが、後半に近づくほどリスクが大きくなる。中盤までに「これでいく」と決めるのが無難。
  • 温存と酷使のバランス 倒されても再召喚できるが、クールタイムがある。不要なときは帰還させて回復を優先し、重要な場面で召喚する。

最終フェイズでは、美徳の蓄積量に応じてプレイヤーに追加HPが付与されるが、眷属の強化も同様に大きな差を生む。育てた眷属を最終決戦に持ち込むことが、勝利への近道のひとつだ。

実践的な戦略と立ち回り

眷属はPvEとPvPの両方で活躍する。

序盤〜中盤(第1〜第2フェイズ) まずは契約と育成に集中。フィールドを探索しながら敵を倒し、眷属をレベルアップさせる。侵略者(強力なボス)が出現した際は、一時的に他プレイヤーと共闘する機会が生まれるが、その際も眷属が手数を増やしてくれる。

儀式場やイベント時 儀式場では美徳を稼ぐための争奪戦が起きる。眷属を召喚して数的有利を作り、陣取りを有利に進める。

対人戦での活用 他プレイヤーとの直接対決では、眷属を優先的に狙う戦術が有効になる場合がある。相手の手数を一時的に減らせるからだ。逆に、自分の眷属を囮や盾として使い、プレイヤー自身が有利な位置を取る動きも考えられる。

最終フェイズ(血の月授) 上位3人が進出する最終戦では、眷属を含めて最大4体が敵になる可能性もある。どの相手(プレイヤーか眷属か)を優先して削るかを冷静に判断する必要がある。育てた強力な眷属を持っているプレイヤーは、それだけで脅威だ。

同盟を結んでいる場合でも、眷属は自分専用の戦力として機能する。同盟相手の眷属と合わせて一時的に大所帯になるケースもあり、戦況を大きく左右する。

エルデンリングの遺灰との違いと、フロムらしい進化

エルデンリングの遺灰はボス戦などの限られた場面で一時的に召喚する要素だったが、ダスクブラッドの眷属はマッチ全体を通じて同行し、成長し、最終決戦まで持ち越せる。リセットのリスクを伴う「選択と育成」の要素が加わったことで、より戦略的な深みが増している。

また、眷属にキャラクター性とセリフがある点も特徴的だ。単なる戦力ではなく、戦場に物語の断片を持ち込む存在として機能している。宮崎氏らしい「変なゲーム」の一端を、このシステムが担っていると言えるだろう。

よくある疑問と回答

Q. 眷属は何体まで同時に使える? A. 1体のみ。切り替えは可能だがレベルはリセットされる。

Q. 倒されたらどうなる? A. 一定時間再召喚不可になるが、時間経過やプレイヤーの復活で再び使えるようになる。

Q. 製品版ではもっと増える? A. テスト版は8体。製品版では追加や調整が入る可能性が高い。

Q. 当たり外れはある? A. 突出して強い「当たり」は意図的に抑えられているとの指摘もある。プレイスタイルに合ったものを選ぶことが重要。

Q. 弱敵の魅了とは違う? A. はい。魅了は一時的で弱い敵向け。眷属は強力で成長可能な相棒だ。

まとめ――相棒と共に黄昏を駆け抜けろ

『ダスクブラッド』の眷属は、単なるサポートNPCを超えた存在だ。契約のタイミング、育成の優先度、戦闘での使い方、最終決戦への持ち込み方――これらすべてが、プレイヤーの個性と戦略を映し出す。

ネットワークテスト版で触れたプレイヤーの多くが「まず眷属を契約してから動き始めた」と語るように、このシステムは序盤の安全性を高め、後半の爆発力を生む重要な要素になっている。

2026年の正式発売に向けて、さらに詳細な情報が明らかになるだろう。現時点で判明している情報を基に、ぜひ自分なりの「最強の相棒」を想像しながら、ネットワークテストや今後の情報をチェックしてほしい。

黄昏の戦いで、あなたの血族と眷属がどのような物語を紡ぐのか。戦場で会えることを楽しみにしている。

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