突然、自分の家の裏庭で体がアリほどの大きさに縮んでしまったら、どうするだろうか。巨大化した草むら、迫りくる昆虫たち、そして限られた資源だけでサバイバルを強いられる世界。それがObsidian Entertainmentが贈る協力型サバイバルゲーム『グラウンデッド』の魅力だ。2020年のアーリーアクセス開始から2022年の正式リリース、2024年のコンソール版展開を経て、今なお多くのプレイヤーを魅了し続けている本作は、単なるサバイバルゲームではない。探索、クラフト、基地建設、ストーリー、時にはユーモアたっぷりの子供視点が融合した、奥深い体験を提供してくれる。
このガイドでは、初心者がつまずきやすい序盤のサバイバルから、上級者向けの基地建設戦略、各バイオームの詳細攻略、クリーチャーとの戦い方、ストーリー進行のコツまでを徹底的に解説する。実際にプレイして得た知見や、コミュニティで共有されている実践的なテクニックを交えながら、読者がより効率的かつ楽しくゲームを進められるよう、具体例を豊富に盛り込んだ。単なる表面的なTipsではなく、「なぜこの方法が有効なのか」「実際にどう活用するか」を深掘りして説明するので、ぜひ最後までじっくり読んでほしい。

グラウンデッドの基本システムとゲームの核心
グラウンデッドの舞台は、普通の郊外住宅の裏庭。プレイヤーは実験事故で縮小された4人の子供(Max、Willow、Pete、Hoops)のいずれかを操作し、単独または最大4人での協力プレイで生き延びる。視点は一人称・三人称の両対応で、没入感が高い。
ゲームの核となるのは「サバイバルループ」だ。体力・満腹度・渇き度を管理しながら、資源を集めてツールや武器をクラフトし、危険なクリーチャーから身を守り、基地を築いて夜を越える。夜間は一部のクリーチャーが活性化するため、早期の拠点確保が命取りになる。
さらに重要なのが「Raw Science(生の科学)」と「BURG.L(バーグル)」システム。ASLターミナル(バーグルが管理する端末)でクエストを受け、Raw Scienceを集めてアップグレードを購入したり、ストーリーを進めたりする。メインクエストはオークの木の研究所周辺から始まり、生け垣、池、除草剤エリア、黒アリ塚とエリアを拡大していく形だ。各章クリアで新しいクラフトレシピやエリアが解放され、ゲームのスケールが徐々に広がる。
ステータス管理はシンプルながら奥が深い。満腹度は食べ物(キノコ、アブラムシ、調理済み肉など)で回復。渇き度は露や水たまり、またはDew Collector(露集め器)で対応する。体力が尽きると死亡し、所持品をその場に残すリスクがあるため、常に回復アイテムを携帯しておく習慣をつけよう。後半になると「Mutation(変異)」システムが解禁され、クリーチャーを分析したり特定の条件を満たすことで強力なバフを得られる。例えば「Natural Explorer」は移動速度アップ、「Ant-nihilator」はアリ系へのダメージ増加など、プレイスタイルに合わせたビルドが可能になる。
序盤(Day 1〜3)を生き抜くための実践ステップ
多くのプレイヤーがここで挫折する。資源が少なく、武器も心もとない状態で巨大な昆虫に遭遇すると一瞬でゲームオーバーだ。以下に、効率的な序盤ルートをステップ形式でまとめた。
- 即時資源収集フェーズ スポーン直後、周囲の草を刈り、Plant Fiber(植物繊維)とGrass Plank(草板)を大量に集めよう。Pebble(小石)やSprig(小枝)も優先。近くに落ちているWeevil(ゾウムシ)やAphid(アブラムシ)を倒して食料に。最初のツールは「Crude Axe」や「Pebblet Hammer」から。Pebbletは石を加工して作れるので、早めにWorkbench(作業台)をクラフトして本格クラフトに移行する。
- Dew Collectorと簡易シェルターの設置 渇きは命取り。Dew Collectorを2〜3基作って露を自動回収できるようにする。シェルターは最初「Lean-to(簡易テント)」で十分。夜を安全に越えるために、草むらの中や少し高台に置くのがおすすめ。後で「Bed(ベッド)」にアップグレードすると、睡眠で体力を回復しやすくなる。
- 最初の戦闘準備と弱点把握 序盤の敵はWorker Ant(働きアリ)やOrb Weaver(オーブウィーバー:クモの一種)。アリは集団で来るので、単独で挑まず、草の陰からSpear(槍)で奇襲を。クモは夜行性で強力。最初は避けて、Tier1武器(草や小石ベース)が揃ってから挑む。ダメージタイプ(Chopping、Slashing、Stabbing、Smashingなど)があり、クリーチャーごとに弱点が異なる。Wikiやゲーム内Creature Cardで確認しながら戦おう。
この3日間で「最低限のツール一式+簡易基地+食料備蓄」ができれば、序盤の壁はほぼクリアできる。焦らず、探索より「生き残ること」を最優先に。
おすすめ基地建設場所と上級テクニック
基地建設はグラウンデッドの醍醐味の一つ。単なる隠れ家ではなく、作業台・ストレージ・防御施設を揃えた「拠点」として機能させる必要がある。
特におすすめの場所(優先順位順):
- オークの木周辺(Oak Tree Lab近く):ストーリー序盤のメインエリア。研究所が近く、Raw Scienceやクエスト進行が効率的。地形が比較的平坦で拡張しやすい。デメリットはアリやクモの通り道になりやすい点。
- 池のほとり(Pond Area):水資源が豊富でDew Collectorの効率が抜群。後半の水中探索やKoi(コイ)関連リソースも近い。ただし、蚊や水中クリーチャーに注意。
- 生け垣エリア(Hedge):中盤以降のハブとして優秀。資源の多様性が高く、防御しやすい高低差がある。
- 上層庭や黒アリ塚周辺:エンドゲーム向け。強力な資源(Black Oxなど)が手に入るが、敵も強力。
必須施設と配置のコツ:
- Workbench(作業台)とStorage(ストレージ)を中心に配置。後で「Advanced Workbench」や「Oven(オーブン)」を追加。
- Dew Collectorを複数置き、常に水をストック。
- Smoothie Stationでバフ付きドリンクを作成(例:Green Smoothieで移動速度アップ)。
- 防御はSpiky TrapやWallで囲み、夜間の襲撃に備える。後半は「Turret(自動砲台)」も有効。
- Coziness(快適度)を上げるとMutation獲得率や士気が上がるので、Decor(装飾)を適度に配置。
基地は「一カ所に固執せず、必要に応じてサテライト拠点を作る」のが上級者の常套手段。Zipline(ジップライン)や laterの移動手段で連結すれば、探索効率が劇的に向上する。
各バイオームとクリーチャー攻略の詳細
グラウンデッドのマップは複数のバイオームに分かれている。それぞれ特徴が異なるので、準備を整えて挑もう。
草地(Grasslands):序盤のメイン。資源豊富だが、Worker AntやLadybug(テントウムシ)が目立つ。Ladybugはタフだが攻撃的でないので、早めに倒して素材(Ladybug Shell)を集めよう。
生け垣(Hedge):中盤の難関。Orb WeaverやWolf Spider(オオカミグモ)が多く、夜は特に危険。Wolf Spiderは高速移動と強力な毒攻撃が特徴。弱点はSlashing系武器や火属性。事前に「Mitey」変異や適切なArmor(アーマー)を用意して臨む。
池エリア(Pond):水中探索が鍵。潜水で新しい資源を発見できるが、酸素管理(実際はスタミナ関連)と水中クリーチャー(Mosquito、Water Boatmanなど)に注意。Koi Fishは巨大で強敵。
上層庭・除草剤エリア・黒アリ塚:後半エリア。毒や強力な敵(Mantis、Broodmotherなどボス級)が登場。ストーリー進行に必須なので、Tierの高い武器(Acorn、Quartzite強化など)と十分な回復アイテムを揃えてから挑戦を。
クリーチャー全般の対処法として、「分析して弱点を把握する」のが鉄則。ゲーム内やコミュニティWikiでCreature Strengths and Weaknessesを確認し、武器をローテーションさせよう。集団戦では高所や狭い通路を活用したゲリラ戦が有効。
ストーリー進行とバーグルクエストの進め方
メインクエストはバーグルから受け、Raw Scienceを集めて進行する。主な流れは以下の通り:
- 第1章:オークの木の研究所周辺でバーグルを起動し、初期クエストをクリア。
- 第2章:生け垣エリアへ進み、新たな研究所を探す。
- 第3章:池エリアで水中関連のミッション。
- 第4章:除草剤エリア(Haze)の毒環境をクリア。
- 第5章:黒アリ塚でクライマックスへ。
各章で新しいレシピやエリア解放があるので、クエストを優先しつつサブ要素(Creature Card収集、Sites & Wonders探索)も並行して進めると効率的。エンドゲームではNew Game+や「Super Win」条件(全クリーチャーカード収集など)を目指せる。
マルチプレイでさらに楽しむためのコツ
4人協力プレイが本作の真骨頂。役割分担を明確にしよう:
- 1人:基地建築・資源管理担当
- 1人:戦闘・探索の前衛
- 1人:クエスト進行・科学担当
- 1人:サポート・回復担当
ボイスチャット推奨。死亡時のリバイブは近くの仲間が助けられるので、常に位置を共有。共有ストレージを活用して資源をプールすれば、個人の負担が大幅に減る。難易度調整も可能なので、初心者混在パーティーでも楽しめる。
実践Tips & 裏技集(プレイが劇的に快適になるもの)
- 落としたアイテムは死亡地点に残るが、近くに「Recovery Bag」が出現する場合があるので焦らず探索。
- Smoothieはバフ効果が高く、戦闘前に必ず作成。
- 草を刈りすぎると地形が変わるので、目印として一部残す。
- 夜間は基地に篭るか、明るいエリアを移動。Torch(松明)や光る装備を活用。
- 変異は分析を繰り返すことで解放。優先度は移動系や戦闘系から。
- 後半の「Resource Surveyor」や「Analyzer」で効率アップ。
- Playgroundモード(アップデートで追加)で自由にカスタムマップを作成可能。実験的な基地作りに最適。
よくある質問(FAQ)
Q: クモが怖くてプレイしにくいのですが? A: 設定で「Arachnophobia Safe Mode」をオンにするとクモの見た目が可愛らしく変わる。強さ自体は変わらないので、徐々に慣れていこう。
Q: おすすめの難易度やプレイスタイルは? A: 初心者は「Medium」から。カスタム難易度で敵の強さや資源量を調整可能。ソロでも十分楽しめるが、マルチの協力感が最高。
Q: 序盤で詰まったらどうすれば? A: まずはDew Collectorと簡易基地を最優先。武器より「生き残る環境」を整えるのが先決。
Q: 最新アップデート(2024-2025以降)で何が変わった? A: Playgroundモードの強化、Creature Spawnerのカスタマイズ、新規イベントなどが追加。基本システムは安定しており、1.4以降もバランス調整が続いている。
Q: Grounded 2との違いは? A: 本ガイドはオリジナル版を対象としている。Grounded 2は2026年にアーリーアクセス/リリースされた続編で、別タイトルとして楽しめる。
まとめとこれからプレイするあなたへ
グラウンデッドは「小さくなる」という独特の視点が、日常の裏庭を全く新しい冒険の舞台に変えてくれる稀有な作品だ。序盤の厳しさは確かにあるが、それを乗り越えた先には、基地を拡張し、強敵を倒し、ストーリーの謎を解き明かす大きな達成感が待っている。
このガイドを参考に、まずは今日から一歩を踏み出してみてほしい。資源を拾い、最初のツールを作り、小さな基地を建てる——その積み重ねが、最高のサバイバル体験につながる。実際にプレイしながら自分なりの戦略を編み出していく過程こそが、本作の真の魅力だ。
もしこのガイドが役立った、または特定のエリア・クリーチャーでさらに詳しく知りたい点があれば、コメントで教えてほしい。皆さんのプレイ体験もぜひ共有して、一緒にこの縮小世界を楽しみ尽くそう!

